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クラリネットをしっかり響かせよう!響きのある音の出し方をマスターしよう♪

クラリネットの心地よい響きのある音って素敵じゃありませんか?
 
美しい楽器の響きが聞いている人まで伝わって、感動を与えてくれます。
クラリネットで、そんな豊かな響きのある音で演奏したいですよね?
 
ということで今回は、クラリネットで響きのある音の出し方を書いてみたいと思います♪
 
 

目次

自分の音の響きを聞こう!


 
まず最初に、クラリネットで豊かな響きのある音を出すためにとても大切なことは、自分の音の響きをよく聞くこと!
自分が出した音がどのくらい響いているのかを、自分の耳で確かめることが必要です。
 
 
そのために、どんな音でも良いのでクラリネットで音を伸ばしてみましょう。
 
その時に、壁や天井から跳ね返ってくる自分の音に注目して聞いてみましょう。
もし吹きながらだと分かりづらければ、音を伸ばし終えた後の余韻を聞いてみましょう。
 
しっかり聞こえましたか?
 
 
跳ね返ってくる音がちゃんと聞こえれば、音にしっかりと響きがついています。 
 
部屋の響き方によっても聞こえ方は変わってくるかと思いますが、とにかく自分の音が跳ね返ってくるのを聞こうとして楽器を吹くことで、自然と響く音になっていきます。
 

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自分の傍で鳴っている音を聞くのではなく、遠くまで響いた音を聞き取る耳をつくってあげることが大切なんです♪

 
曲を演奏するときもこうやって、普段から自分の音を広い範囲でしっかり聞くようにすることで、響きの付き方がグッと変わっちゃいます!
 
 
 

喉を開こう


 
歌を歌うときも、響きのある裏声で歌おうと思ったら、喉を開いて歌うかと思います。
あくびをする時のように!
 
その状態でクラリネットを吹けるようになると、響きが増えます♪
 
 
わたしがフランス留学をしていたとき、周りのフランス人は言語の関係か、この喉を開くというのが自然とできるようで、響きのある音を出すことはとても簡単にできてしまうんだなと感じました。
 
そのときに、喉を開いて演奏することは、良い響きのある音を出すために、とても大切なことなんだということに気付かされました!
 
 
 

リードの振動を大切に


 
クラリネットの音を出すために、一番大切な部分はリード!
リードが振動することで音が鳴るんでしたよね?
 
なので、良い響きのある音を出そうと思ったら、このリードの振動をなるべく妨げないようにしてあげることが大切です。
 

そのために、リードを締め付けすぎないことや、リードに触れる下唇の面積を減らすようにすることも、響きをつくる上で大切になってきます。
 
 
もちろん下唇でリードを押さえないと音がぼやけてしまいますが、そのときにあまりにも締め付けすぎてしまうと、リードが振動しにくくなり、息の通り道もなくなってしまいます。
 
そして、下唇でリードを触る面積を減らすために、下顎をしっかり伸ばして平らにしたり、下唇を薄くすることでもリードの振動を増やすことができます。
 
 
人によって骨格や吹き方が違うので、この吹き方が全ての方に共通するわけではありませんが、とにかく楽器を吹くときにリードの振動を感じて吹いてみることで、豊かな響きが得られます♪
 
 
 

やっぱりリラックスは大事!


 
音を響かせる上でやっぱり大切なことは、リラックスすること!
体に変な力が入ってしまっていては、どんなに良い吹き方をしていても、豊かな響きを出すことはできません。
 
クラリネットと体が一体となって、体全体、楽器全体を響かせるために、リラックスした状態で楽器を吹くように心がけましょう!
 
 
力を抜くことは意外と難しかったりしますが、少しずつでも良いので、体に無理な力が入っていないかを確認しながら吹けるようになっていくと良いですよね♪
 
 
 

まとめ

クラリネットの豊かな響きのある音は、やっぱり聞いていてとても心地の良いものです。
 
そんなクラリネットの魅力を存分に引き出すために、自分の音をしっかり聞きながら研究して、さらに良い音に近づいていくと良いですよね(^▽^)♪
 
 

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この記事を書いた人

マソン優貴葉のアバター マソン優貴葉 クラリネット奏者

名古屋音楽大学を卒業後、フランスのムードン音楽院、ヴェルサイユ音楽院の最高課程を修了。
4年間のフランス留学を終え2019年に帰国し、現在は愛知県名古屋市を中心に演奏活動や、個人レッスン、音楽教室でのレッスンなど幅広く行っている。

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