クラリネットの音色を良くするにはどうしたらいいの?汚い音やカスカスした音の改善方法を解説!
クラリネットの音で良い音を出したいのに、なんだか汚い音になってしまったり、カスカスした雑音が入った音、きつい音になってしまうなんてことはないでしょうか?
良い音を鳴らすのは初めはなかなか難しいかもしれませんが、少しずつ気を付けながら練習していれば、自分がイメージする美しい音が鳴らせるようになるはずです!
今回は、そんなクラリネットの良い音に近づけるためにはどんなことに気をつけたら良いかを書いてみたいと思います。
クラリネットの良い音色って?
クラリネットは、木ならではの温かみのある音色や柔らかい音色、華やかな音色、鋭い音色など、色々な音色が出せる楽器です。
クラリネットで良い音色を出したい!と思ったとき、思い浮かぶのはどんな音でしょうか?
- 部活動の先輩が出している音
- コンサートで聞いたプロの音
- YouTubeで流れてきた音
などなど、人によって良いと思う音色は違って良いんです♪
なのでまずは、自分がこんな音を出したい!と思う音を見つけてみましょう。
良い音色にするためにできること
自分がイメージしている音があるのに、どうしても汚い音になってしまうということもあると思います。
思い通りの音色を出すのはとても難しいですよね、、
そんなときは、これから挙げる5つのことに気を付けてみましょう!
1. 喉を開いて演奏する
良い音は、良い響きからできています。
響きのある音をつくるためには、喉を開いた状態で楽器を吹くことが大切!
わたしはフランスに留学していたときに、フランス人が自然に良い音を出していることに驚きました。
それは、フランス語は喉を開いて発音するので、楽器を吹いても自然に響きのある良い音が出るんだそうです。
わたしも喉を開いて楽器を吹くことを意識したら、音色がグンと変わりました!
2. リラックスして吹く
体に変な力が入れず、リラックスした状態で楽器を吹くと、美しい音で自然に遠くまでよく響いてくれます。
体がリラックスしていれば、自然とできることも多くなります。
ただ、口では簡単にリラックスして!なんて言いますが、力を抜いて吹くことは意外と難しいんです。
難しいパッセージや高い音、タンギングなどが出てくると、どうしても無意識に力んでしまうことも多いですよね、、
どこかに変な力が入っていないか、常に確認しながら吹くようにすれば、だんだんと無意識にできるようになるはずです。
3. 音をお腹で支える
良い音は口先だけでは出ません。
お腹で音を支えることはとても大事なことです。
お腹で支えられれば、芯があって実のあるしっかりした音が出ます。
カラオケでも、お腹でしっかり支えて歌うと音が下がらず安定した声が出ると思います。
クラリネットでも同じです!
お腹の支えをつくるためには、吹く時の姿勢も大事になってくるので、体の使い方にはいつも気を配らないといけないですよね。
4. 出だしは大事!
音の良し悪しのほとんどは出だしで決まるといっても過言ではありません。
アタックが強ければ激しい音に聞こえるし、柔らかく入れば柔らかい音に聞こえるし、、
出だしなんて一瞬のことだから誰も聞いてないでしょ!なんてことはなく、そこがとっても大事だったりします。
なので、吹く前に自分の吹きたい音をイメージして吹くことは大切なことなのです。
5. 自分の音をよく聞く
良い音に近づけるためのやり方は色々ありますが、結局は自分の音をしっかり聞くことが大事!
自分がどんな音を出したいのかをまず頭でイメージしてから、実際に出た音がその音にどれだけ近づいたかを自分の耳が確かめます。
自分の耳が自分の先生!
よく聞かず適当に吹いていると、知らないうちにその音が自分に染みついてしまいます。
そうならないように、自分の耳でよく確かめながら、理想の音に近づける練習をしていかないといけません。
なので、自分の耳を育てるために、日ごろから良い音、良い音楽を聴くこともまた大切なことですよね。
まとめ
良い音に近づける方法はこれ以外にもたくさんありますが、まずは自分の理想とするクラリネットの音を見つけることから始めると良いと思います。
人によって好きな音は違って、出てくる音も違って、そこがまたクラリネットの面白いところだとわたしは思います(o^―^o)
理想の音はすぐには出ないので、日々の練習で少しずつ近づけていきたいですよね!
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