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クラリネット音色を良くするための5つの方法

クラリネットの良い音ってどんな音でしょう?
 
 
柔らかい音、響きのある音、温かい音、明るい音、、
人によって自分の好きな音、目指している音は違うと思いますが、少しでもそんな音に近づけたら良いなと思いますよね!
 
今回は、そんなクラリネットの良い音に近づけるためにはどんなことに気をつけたら良いか、わたしが思う5つを書いてみます。
 
 

目次

常に喉を開いて演奏する


喉を開いて演奏することは、響きのある音をつくるためにとても大事なことです。
 

yukiha
喉が開いているとは、あくびやうがいをする時のように喉がリラックスして大きく開いている状態のことです。

 
 
わたしはフランスに留学していたのですが、フランス人はみんな自然に喉が開いていて良い音が出ることに驚きました。
 
それは、フランス語は喉を開いて発音するので、楽器を吹いても自然に響きのある良い音が出るんだとか。
 
「日本人は何で喉を開くっていうのがわかんないんだろう?」
なんてフランス人の先生に言われたりもしました笑
 
 
残念ながら日本語を話すわたしたちにとっては簡単にはいかないのですが、喉を開くということはそれだけ音色に影響するということなのです。
 
 
 

力を抜いてリラックスして吹く


指や肩に力が入ってしまうと響きのある良い音は出ません。
なので常にリラックス!
 
せっかく上手に吹けていても、力んで響きを止めてしまってはもったいないです。
 
 
ただ、口では簡単にリラックスして!なんて言いますが、力を抜いて吹くことは意外と難しいんですよね笑
難しいパッセージが出てくるとどうしても無意識に力んでしまたり、、
 
 
リラックスして吹けるようになれば、一流の音色へ近づく大きな一歩となるハズ!
 
 
 

音をお腹で支える


 
良い音は口先だけでは出ません。
お腹で音を支えることはとても大事なことです。
 
お腹で支えられれば、芯があって実のあるしっかりした音が出ます。
 
 
カラオケでも、お腹でしっかり支えて歌うと音が下がらず安定した声が出ると思います。
クラリネットでも同じです!
 
お腹の支えをつくるためには、吹く時の姿勢も大事になってくるので、体の使い方にはいつも気を配らないといけないですよね。
 
 
 

出だしは大事!


音の良し悪しのほとんどは出だしで決まるといっても過言ではありません。
アタックが強ければ激しい音に聞こえるし、柔らかく入れば柔らかい音に聞こえるし、、
 
出だしなんて一瞬のことだから誰も聞いてないでしょ!なんてことはなく、そこがとっても大事だったりします。
 
なので、吹く前に自分の吹きたい音をイメージして吹くことは大切なことなのです。
 
 
 

自分の音をよく聞く


良い音に近づけるためのやり方は色々ありますが、結局は自分の音をしっかり聞くことが大事!
 
自分がどんな音を出したいのかをまず頭でイメージしてから、実際に出た音がその音にどれだけ近づいたかを自分の耳が確かめます。
 
自分の耳が自分の先生
 
 
よく聞かず適当に吹いていると、知らないうちにその音が自分に染みついてしまいます。

そうならないように、自分の耳でよく確かめながら、理想の音に近づける練習をしていかないといけません。
 
なので、自分の耳を育てるために、日ごろから良い音、良い音楽を聴くこともまた大切なことですよね。

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まとめ

良い音に近づける方法はこれ以外にもたくさんありますが、まずは自分の理想とするクラリネットの音を見つけることから始めると良いと思います。
 
人によって好きな音は違って、出てくる音も違って、そこがまたクラリネットの面白いところだとわたしは思います(o^―^o)
 
理想の音はすぐには出ないので、日々の練習で少しずつ近づけていきたいですよね!

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この記事を書いた人

マソン優貴葉のアバター マソン優貴葉 クラリネット奏者

名古屋音楽大学を卒業後、フランスのムードン音楽院、ヴェルサイユ音楽院の最高課程を修了。
4年間のフランス留学を終え2019年に帰国し、現在は愛知県名古屋市を中心に演奏活動や、個人レッスン、音楽教室でのレッスンなど幅広く行っている。

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