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【クラリネット初心者さん必見!】小指のキィ、上手く使えてますか??


 
クラリネットにはキィがたくさんついていますが、特に小指で押さなくてはいけないキィがたくさん
右と左の小指を上手く使うことで、音を上手くつなげることができます。
 
初心者の方だと特に、この小指の使い方を知らずに演奏している方も時々見かけるので、とても勿体ないです。
 
 
ということで今回は、クラリネットの小指で押すキィの使い方を書いてみたいと思います♪

目次

小指で押すキィを確認

まずは、小指を使って押すキィがどれかを確認してみましょう!
 

基本的に、右手の小指で押すキィは4つ左手の小指で押すキィも4つです。(楽器の種類によってはこれより多いものもあります。)
 
それぞれ1本ずつしかない小指を使って4つずつのキィを押さなくてはいけないので、扱うのも覚えるのも、ちょっと大変ですよね、、、

右と左を交互に使おう


クラリネットは基本的には、次の音に移るときに、小指を滑らせてキィを押さえることはしません。(ドイツ管などは例外ですが、、)
 
どうしても小指をスライドするしかないときも稀にはありますが、基本は両手の小指を交互使って音を変えます。

右手→左手→右手→左手…
左手→右手→左手→右手…

なんていう感じに♪

2通りの押さえ方をマスターしよう!

小指を使って出す音、シ、ド、ド#というのはそれぞれ右手の小指を使う運指と左手の小指を使う運指の、2通りの押さえ方があります♪
 

まずはその運指を覚えましょう!

 

 

 
 
 

右手、左手が決まっている音

先程のシ、ド、ド#は、右と左でそれぞれ2通りの押さえ方ができましたが、右手の小指でしか押さえられない音と左手の小指でしか押さえられない音もあります。
 
押さえ方が1通りしかない音は2つ
 

↓ 右手の小指でしか押さえられないレ♯
(楽器の種類によっては、左手の小指で押さえられるキィがついているものもあります)

 

↓ 左手の小指でしか押さえられないソ♯

 

この2つの音は右と左が決まってしまっているので、その前後の音が小指を使う場合は、小指が右左交互になるように考えなくてはいけないのです!
 
 
 

こんな時に使おう!

文章で見てもあまりよくわからないかもしれないので、実際にどんな場合にどんな指を使うかを例を見ていきましょう! 

シ→ド♯

シとド♯は両方とも2通りの押さえ方がありましたよね?
 
なのでどちらを使っても良いのですが、もしシの音を右手の小指で押さえたなら、ド♯は左手の小指で押さえなくてはいけません。
 
★運指1

 
★運指2

 

シ→ド♯→レ♯

この場合は、レ♯が右手の小指でしか押さえられないので、自然と「シを右手→ド♯を左手→レ♯を右手」という順番になります!

  

ド→ミ♭

ミ♭が右手でしか押さえられないので、ドは左手で押さえます♪

まとめ

いかがでしたでしょうか?
クラリネットの小指の使い方は難しいので、最初はなかなか上手くいかないこともあるかと思いますが、色んな曲をやりながら、いろんなパターンの指使いに出会って、どんどん慣れていきましょう!
 
上手くできるようになると、どんどん楽しくなっちゃいますよ☆彡

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この記事を書いた人

マソン優貴葉のアバター マソン優貴葉 クラリネット奏者

名古屋音楽大学を卒業後、フランスのムードン音楽院、ヴェルサイユ音楽院の最高課程を修了。
4年間のフランス留学を終え2019年に帰国し、現在は愛知県名古屋市を中心に演奏活動や、個人レッスン、音楽教室でのレッスンなど幅広く行っている。

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