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【初心者さん必見!】クラリネットの持ち方を教えます!


 
クラリネットの初心者の方で、クラリネットを上手く持てず、吹いているときにグラグラ動いてしまったり、変な力が入ってしまっている方を時々見かけます。
 
クラリネットの持ち方次第でも、吹き心地や音色がグンっと変わってくるんです!
 
ということで今回は、基本の基本、クラリネットの持ち方について書いてみたいと思います!
 
 

目次

親指に指掛けを乗せよう

クラリネットの持ち方で大切なことは、まず右手の親指で楽器を支えること!
 
クラリネットの下管の裏側についている指掛けの下に右手の親指を持ってきます。
 

指の長さは人それぞれなので、指掛けが親指のどの位置にくるのが良いのかも人それぞれですが、わたしの場合は大体親指の第一関節あたりに指掛けがくるようにしてクラリネットを持っています。
 
楽器の重さはこの右手親指に全てかかってくるので、クラリネットを吹いているとこの指が痛くなったり、タコができたりすることもありますが、慣れればへっちゃらなのでご安心を!
 

前歯も大事!

右手でクラリネットを持つことができたら、マウスピースをくわえます。

クラリネットのアンブシュア(口の形)は、前歯を直接マウスピースに当てますが、この前歯がとても大切なんです!
 

クラリネットは基本、先程の右手の親指と前歯の2点で楽器を支えています。
 

楽器を吹くときもこの2点を意識して音を出ようにすると、安定してクリアな音が鳴るようになります♪
 
そしてこのときに、楽器が体に対して大体斜め45度くらいになるようにして構えます。
 

指はリラックスさせて


左手は上管のトーンホール(穴)をふさぐために使いますが、こちらの手は楽器を支えるという役目はないので、力を抜いてそっと指を楽器に添えるようにします。

マソン優貴葉

卵を持つときのような手の形がベストです!

右手も、楽器を支える親指以外は、力を入れずにリラックスした状態だと良いですね。

指の位置


基本の指の位置はこんな感じです!
(わたしの楽器は少しキィの数が多いので、少しわかりづらいところもあるかもしれませんが、、)
 
この基本の位置から、穴をふさいだり開けたり、キィを押したり押さなかったりして音を変えていきます♪
 
 

裏側はこんな感じ。
右手親指は穴をふさぐ役目と、レジスターキーを押さえる役目があります。

楽器がグラグラするのはなぜ?


初心者の方だと特に、クラリネットをくわえたときにグラグラしてしまうという方もいらっしゃいます。
 
その原因は、先程も書いた通り、右手親指と前歯の2点でしっかり支えられていないからです。
 
 
まず右手の親指が安定しないときは、親指以外の指がトーンホールから離れすぎていることが原因のことが多いです。
 

指をあまりにも楽器から離し過ぎてしまうと、親指で楽器を支えづらくなってしまいます。
 
大げさに見えるかもしれませんが、無意識でこうなってしまっている方も意外と多いんです。
 
 
指でトーンホールをふさいでいないときも、指は常にトーンホールのすぐ上で待機しておくと良いかと思います。
 
 
そして、前歯が支えられていないときは、前歯がマウスピースの上でツルツル動いてしまっていることがあります。
そうならないようにマウスピースパッチを貼っておきましょう!

 

もしマウスピースパッチを貼っても動くという方は、楽器を持つ角度を少し自分側に引くようにして、前歯にしっかり当てにいくようにすると良くなることがあります。

マウスピースパッチの貼り方がわからない方はこちらからどうぞ↓↓

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まとめ

クラリネットを吹き始める前に、まずは正しい持ち方をすることがとっても大切です☆
正しい持ち方をすることで、吹きやすさや音色にも関わってくるし、疲れを最小限にとどめたりすることもできます。
 
まずは基本をしっかりマスターして、楽しくクラリネットを吹いていきましょう(^▽^)♪


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この記事を書いた人

マソン優貴葉のアバター マソン優貴葉 クラリネット奏者

名古屋音楽大学を卒業後、フランスのムードン音楽院、ヴェルサイユ音楽院の最高課程を修了。
4年間のフランス留学を終え2019年に帰国し、現在は愛知県名古屋市を中心に演奏活動や、個人レッスン、音楽教室でのレッスンなど幅広く行っている。

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