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クラリネットを吹くと雑音が入る?そんなときはここに気をつけよう☆


 
クラリネットを美しい音で演奏したいのに、なぜか雑音が入ってしまう、、と悩んでいるという方もいらっしゃると思います。
 
せっかく良い演奏ができていても、雑音が入ってしまったら全てが台無しですよね?

ということで今回は、クラリネットを吹いているときに雑音が入ってしまう原因を書いてみたいと思います!

目次

クラリネットの雑音って?

クラリネットを吹いていると、「ザー」「カサカサ」という無駄な音が出てしまって、良い音を邪魔してくることがあります。

これが雑音です。

きれいな音をそのまま届かせるには、この雑音がなるべく鳴らないようにしたいですよね!

雑音が入る原因

ということで、雑音が入ってしまう原因を突き止めてみましょう!

今回は4つの原因をあげてみますので、自分に当てはまるものがないか、考えてみてください♪

1.リードの裏に唾が溜まっている

クラリネットの音は、リードが振動することでできています。
 
なので、雑音がない良い音を出すためには、リードが良い状態でいることがとっても大切です!

そのために、まずはリードの状態を確認しましょう。

リードを一度マウスピースからはずして、リードの裏に唾が溜まっていないかをチェックします。
 
もし唾が溜まっていたら、しっかり拭き取ってからマウスピースに取り付けるようにするだけで、だいぶ雑音が減ると思います。

特に、長時間吹き続けていると唾が溜まってしまうことも多いので、こまめにここをチェックしてあげると良いですね。

2.下唇がリードに付きすぎている


クラリネットのアンブシュア(口の形)は、下唇を下の歯にかぶせて、それをリードにつけて音を鳴らします。

そのときに、下唇がリードにベチャっとたくさんついていると、リードの振動を止めてしまい、雑音が鳴ってしまいやすいです。

下唇でリードを触る面積をなるべくするために、下顎は平らか少しくぼむくらいになるようにして、膨らまないように気をつけましょう!

3.息の方向が下に向いている


こちらもよくあるのが、息を入れる方向が下に向いている!
 
クラリネットを吹くときは、斜め45度くらいの角度で構えるかと思いますが、このときにどうしても楽器の中に息をいれようとして息を下の方に向けて出してしまう方が多いです。

マソン優貴葉

リードをしっかり振動させれば良い音が鳴るので、クラリネットの中に向けて一生懸命息を入れても良い音が鳴るわけではないんです、、

息を前に向けて入れると、リードが良く振動して雑音も減ります! 

こうではなく、、



こうですね!


人によって良い響きのする息の方向は少しずつ違うので、雑音が入らないような自分に合った息の方向を、自分の音を良く聞きながら見つけてみてください♪

4.リードの厚さが合っていない


雑音が入る原因で、リードの厚さが自分に合っていないというのも考えられます。

リードは薄すぎても厚すぎてもダメで、自分の楽器や仕掛けに合っていて、吹きやすいものを使うことが大切です。

リードが薄すぎると、リードを下唇で締め付けてしまいやすく、リードに唾が溜まって雑音が出てしまうことがあります。

反対にリードが厚すぎると、十分にリードを振動させることができなくて、良い音ではなく雑音だけが出てきてしまうこともあります。

わたしがフランスに留学していたとき先生に、クラリネット吹きは、曲を練習するのと同じくらい、時間をかけてしっかり良いリードを選び抜かないといけないよと言われたことがあります。
 
それくらい、クラリネットにとってリードは大事なものですね!

まとめ

雑音が入ってしまうときは、リードがしっかり振動していないという合図です。
 
そんなリードからのメッセージを見逃さないよう、普段からしっかり自分の音を聞きながら、クラリネットを吹くようにしましょう!

雑音がなくなれば、そこからグンっと上達していくはずなので、頑張っていきましょう♪

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この記事を書いた人

マソン優貴葉のアバター マソン優貴葉 クラリネット奏者

名古屋音楽大学を卒業後、フランスのムードン音楽院、ヴェルサイユ音楽院の最高課程を修了。
4年間のフランス留学を終え2019年に帰国し、現在は愛知県名古屋市を中心に演奏活動や、個人レッスン、音楽教室でのレッスンなど幅広く行っている。

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