クラリネットのトーンホール(穴)をふさぐときに気をつけること♪
クラリネットは、楽器に開いている穴「トーンホール」をふさいだり開けたりして音を変えます。
そのトーンホールのふさぎ方によっても、指の動かしやすさや音色まで変わってきます。
ということで今回は、クラリネットのトーンホールをふさぐときに気をつけることを書いてみたいと思います♪
指の腹を使おう!
トーンホールをふさぐときは、基本指の腹が穴の真ん中にくるようにします。
指の腹は、ぐるぐるしている指紋の中心あたり、一番膨らんでいる部分です♪
もちろん人によって色んな指の形があるので、これだけが正解ではありませんが、中心がズレてしまうと、隙間ができてしまい、しっかりとふさげないことが多いです。
自分では指の腹だと思っていても、実際はズレてしまっていることもよくあるので、鏡を使ってみたり他の人に見てもらったりしながら、しっかりふさげているかを確認しましょう☆
力を入れすぎないで!
トーンホールをふさぐときにやりがちなのが、力を入れてしまうこと!
押さなきゃ!と思いすぎて、穴をふさぐだけなのに、爪が白くなるくらい指に力を入れて押さえてしまう方も多いです。
力を入れてふさぐと、せっかくの楽器の響きを潰してしまうことにもなります。
トーンホールをしっかり指でふさごうというよりは、指を置くくらいの感じで、リラックスしてふさぐようにすると良いと思います!
リラックスしてふさぐだけで、指の動きはスムーズになるし、音の響きも増えるという、いいことだらけなのです♪
指を離しすぎないで!
トーンホールをふさいでないとき、よくあるのが、指をトーンホールから離しすぎてしまうこと!
トーンホールから指が離れてしまうと、次にふさぐときに時間がかかってしまい、指がバタバタしてしまったり、音がなかなか繋がらなくなったりしてしまいます。
トーンホールをふさいでいないときの指の位置は、なるべくトーンホールに近いところに待機しておくのが良いです♪
(あまりにも近すぎて、音程が下がってしまうのは良くないですが、、)
特に、指が反り返るくらい指を離すのは良くないので、これも鏡で見たりして自分がどのくらいトーンホールから指が離れているのかを確認すると良いと思います。
まとめ
トーンホールのふさぎ方は、音をスムーズに鳴らすためにとっても大切!
まずは自分の指が、どんな位置にあってどんな動きをしているのかをよく知って、良いふさぎ方にしていきましょう!
