クラリネットのキィが変色?その原因を知っておこう!
買ったばかりはピッカピカのクラリネット☆
できることなら、ずっとこの状態でいてほしいですよね?
クラリネットは銀色のキィ部分に、「銀メッキ」というのが施されていて、ここが変色して黒ずんでしまうと、元々のピカピカな状態ではなくなってしまいます。
変色したからといって、特に音に影響が出るわけでもありませんが、せっかくならピカピカな方がやる気も出ますよね?
ということで今回は、キィが変色する原因をいくつか挙げてみたいと思います!
新しいマウスピースの影響
マウスピースを別で購入したとき、購入してすぐに楽器本体と一緒にケースに入れて保管するのはNGです。
なぜかというと、新しいマウスピースからは、銀メッキを変色させる物質が出てくることがあるからです。
↓↓ こちらの記事にも書いています♪
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マウスピースを購入したばかりは、購入した箱に収納するようにするか、マウスピースポーチというものを使ったりしながら、しばらくは楽器とは別のところで保管してあげることで、キィの変色を防ぐことができます。

ちょっと面倒ですが、自分の楽器をピカピカに保つために、少しの間頑張りましょう!
手汗の影響
暑い日や、緊張したときなど、手に汗をかくことってありますよね?
この手汗が、クラリネットのキィを変色させてしまうことがあるんです。

“手汗の影響で、買ったばかりのピカピカクラリネットが1日で真っ黒になってしまった人がいる”
という話も聞いたことがあり、汗の影響ってものすごいんだなあと感じます。
人によって汗も少しずつ違うので、難しいところですよね、、
専門家ではないので、汗の詳しいことまではわかりませんが、少しでも手汗の影響でキィが変色してしまうのを防ぐために、できるだけしっかり手を洗ってから楽器を吹くようにしたり、楽器を吹き終わったら汗を拭き取るようにしましょう!
シルバークロスで磨きすぎ
楽器のキィを磨くための布で、「シルバークロス」というものがあります。
↓↓こういうのです
ヤマハ YAMAHA シルバークロス M 290-340 SVCM2
これでキィを磨くとものすごくピッカピカになるので嬉しくなって、どんどん磨いちゃおう!と、使いすぎるのはちょっと待ってください。
シルバークロスはキィについた汚れも落としてくれますが、それと同時に、メッキの表面を少し削ってしまうのです。
メッキが削れるので、もちろん見た目はピカピカになっていますが、使いすぎてしまうと、キィを覆っているメッキが全て削れてしまい、いずれメッキが剥がれます!!
なぜそんなことが言い切れるのかというと、わたし自身が経験者だからです笑
昔シルバークロスでキィを磨きすぎた結果、キィはこうなりました、、
こうならないためにも、普段楽器を磨くときは「ポリシングクロス」や「クリーニングクロス」と呼ばれる布で磨いてあげると安心です。
ヤマハ YAMAHA ポリシングクロス M COTTON PCM3
ビュッフェ クランポン Buffet Crampon オリジナル クロス
まとめ
せっかくきれいな楽器を購入したら、やっぱりなるべくきれいなままでいてほしいですよね?
今回ご紹介したことを知っておくだけでも、少しは変色を防げると思います。
大切なクラリネットを守るために、クラリネットのことを色々知りながら、さらに上達していけるように頑張っていきましょう!