クラリネットのキィが変色?その原因を解説!
買ったばかりはピッカピカのクラリネット☆
ですが、人によっては、すぐにキィが黒ずんでしまう方もいれば、何年経ってもまるで新品のようにピカピカの状態のクラリネットを持っている方もいらっしゃいます。
できることなら、ずっとピカピカな状態でいてほしいですよね?
ということで、キィが変色する原因をいくつか挙げてみたいと思います!
- クラリネットをきれいな状態に保ちたい
- キィの変色を止めたい
- キィの変色の原因を知りたい
キィが変色するって?
クラリネットは大まかに、黒い「木」の部分と銀色の「キィ」の部分でできています。
このキィの部分には、「銀メッキ」というのが施されています。
これが変色して黒ずんでしまうと、元々のピカピカな状態ではなくなってしまいます。
変色したからといって、特に音に影響が出るわけではありませんが、せっかくならピカピカな方がやる気も出ますよね?
キィが変色する原因
ということで、キィが変色してしまうよくある原因を3つあげてみます!
ここに気をつけて、キィを守ってあげましょう☆
1. 新しいマウスピースの影響
マウスピースを別で購入したとき、購入してすぐに楽器本体と一緒にケースに入れて保管するのはNGです。
なぜかというと、新しいマウスピースからは、銀メッキを変色させる物質が出てくることがあるからです。
なので、マウスピースを購入したばかりは、しばらくは楽器とは別のところで保管すると良いです♪
マウスピースと楽器を別で保管する方法は、
- 購入したときに入っていた箱に収納する
- マウスピースポーチを使う
というやり方があります。
ちなみに、マウスピースポーチはこういうものです♪
ちょっと面倒ですが、自分の楽器をピカピカに保つために、少しの間頑張りましょう!
2. 手汗の影響
暑い日や、緊張したときなど、手に汗をかくことってありますよね?
この手汗が、クラリネットのキィを変色させてしまうことがあるんです。
“手汗の影響で、買ったばかりのピカピカクラリネットが1日で真っ黒になってしまった人がいる”
という話も聞いたことがあり、汗の影響ってものすごいんだなあと感じます。
人によって汗の成分も少しずつ違うので、難しいところですよね、、
専門家ではないので、汗の詳しいことまではわかりませんが、少しでも手汗の影響でキィが変色してしまうのを防ぐために、
- しっかり手を洗ってから楽器を吹くようにする
- 楽器を吹き終わったら汗を拭き取るようにする
- 部屋の温度調節をしっかりする
など、できることをなるべくやるようにしましょう!
3. シルバークロスで磨きすぎ
楽器のキィを磨くための布で、「シルバークロス」というものがあります。
↓↓こういうのです
ヤマハ YAMAHA シルバークロス M 290-340 SVCM2
これでキィを磨くとものすごくピッカピカになるので嬉しくなって、どんどん磨いちゃおう!と、使いすぎるのはちょっと待ってください。
シルバークロスはキィについた汚れも落としてくれますが、それと同時に、メッキの表面を少し削ってしまうのです。
メッキが削れるので、もちろん見た目はピカピカになっていますが、使いすぎてしまうと、キィを覆っているメッキが全て削れてしまい、いずれメッキが剥がれます!!
なぜそんなことが言い切れるのかというと、わたし自身が経験者だからです笑
昔シルバークロスでキィを磨きすぎた結果、キィはこうなりました、、
こうならないためにも、普段楽器を磨くときは「ポリシングクロス」や「クリーニングクロス」と呼ばれる布で磨いてあげると安心です。
ヤマハ YAMAHA ポリシングクロス M COTTON PCM3
ビュッフェ クランポン Buffet Crampon オリジナル クロス
まとめ
せっかくきれいな楽器を購入したら、やっぱりなるべくきれいなままでいてほしいですよね?
今回ご紹介したことを知っておくだけでも、少しは変色を防げると思います。
大切なクラリネットを守るために、クラリネットのことを色々知りながら、さらに上達していけるように頑張っていきましょう!