【中学生・高校生向け】クラリネットで受けられるソロコンクールを6つご紹介します!
クラリネットをやっている中学生、高校生の中でもソロでコンクールを受けてみたい方もいらっしゃるかと思います。
- 日頃の勉強の成果を発揮したい
- 自分のレベルを確認したい
- 目標をつくって練習したい
など人それぞれ理由は様々ですが、コンクールを受けることでレベルアップに繋がります!
中学、高校の吹奏楽部では、吹奏楽連盟のソロコンを受けることが多いと思いますが、それ以外にも様々なコンクールがあります。
ということで今回は、中学生、高校生が受けられるクラリネットのコンクールを6つご紹介したいと思います♪
コンクールの選び方
コンクールを受けたい!と思ったらまずはどのコンクールを受けるのかを決めます。
コンクールによって、様々な特徴があるので、よく確認してから受けると良いですね!
レベル
コンクールにはそれぞれレベルがあり、ものすごくレベルの高い人たちが集まって競い合う大きいものもあれば、そんなに名も知られていないけれど、場馴れやチャレンジをするために受けられるものもあります。
少し背を伸ばせば届きそうくらいのレベルが、一番やりがいがあるのかなと思います♪
日程
コンクールによっては毎年開かれるものもあれば、数年に一回というものもあります。
開催される時期は、大抵同じような季節に行われることが多いので、気になるコンクールがあれば、あらかじめどの時期に行われているか調べておくと良いですね!
審査方法
審査方法は、会場に行って審査員の前で順番に演奏するというのが一般的ですが、予選は録音、映像審査だったり、最近では全て映像審査のものも出てきています。
会場で演奏すると、実際の音を審査してもらえるメリットがあり、動画審査だと、会場に行くための時間や交通費がかからなくて済むというメリットがあります。
会場の場所
コンクールは全国さまざまなところで開かれているので、会場の場所はあらかじめチェックしておきます。
予選と本選で異なる場所の場合も多いです。
それに応じて、交通手段も考えておくと良いですね。
課題曲か自由曲か
コンクールによって、課題曲のものもあれば、自由曲のものもあります。
課題曲なら、その曲を本番までに仕上げられるレベルかを、あらかじめ考えてから受けるようにしたり。自由曲なら、自分の良さを引き出せる曲を選べるかどうかが大切になってきます。
出場料金
コンクールに出場するためにはお金も必要!
出場するための料金はコンクールによって違ったり、会場までの交通費や伴奏者への謝礼も必要になってきます。
全ての料金をあらかじめ計算しておくと安心ですね。
伴奏者
クラリネットでコンクールに出場する場合、ピアノ伴奏が必要なことがほとんどです。
コンクールによっては、専属伴奏者がいて、お願いできるものもあれば、自分で見つけて連れて行かなくてはいけないものもあります。
中学生・高校生が受けられるコンクール6選
コンクールはたくさんの種類がありますが、今回はクラリネットの中学生・高校生部門があるものの中から6つご紹介します♪
日本ジュニア管打楽器コンクール
小・中・高校生の向けに毎年開催される、最もレベルの高いジュニア管打楽器のコンクールです。
予選は音源審査で、氏名、学校名を伏せて行われ、その中から本選出場者を決め、本選は東京で行われます。
各部門各コース上位3名に金銀銅賞、各コースの最も優れた人に文部科学大臣賞が贈られます。
5分以内の自由曲で受けることができるので、全国トップレベルの人と競い合ってみたいという方は是非受けてみてください!
入賞者の演奏
ヤング・クラリネッティストコンクール
日本クラリネット協会主催で、2年に1回開催される、20歳以下の若者向けのコンクールです。
全国からクラリネット奏者ばかりが集まり、それぞれの部門の課題曲を演奏します。
予選は動画審査で、二次予選、本選は東京で行われます。
審査員ももちろんクラリネット奏者ばかり!
講評はクラリネット奏者目線でもらえるので、今後のレベルアップのためにも、大きな財産となります。
賞を取る人たちはとてもレベルが高いですが、クラリネット奏者なら一度は受けてみたいコンクールです。
入賞者の演奏
日本管楽コンクール
『オンラインxホール』という新しいタイプのコンクール!
地区大会、ブロック大会、全国大会があり、全国大会はライブ配信されます。全ての大会で「動画提出」か「会場演奏」のどちらかを選ぶことができ、「動画提出」の場合、ピアノ音源でもエントリーすることができます。
動画提出なら、会場に行くための交通費もかからなければ、伴奏者への謝礼も必要ありません♪
自分の好きなときに好きな曲を演奏してエントリーができるので、今の時代にぴったりなコンクールです!
日本管楽コンクールの詳細はこちら→オンラインxホールという新しい審査方法を採用【全日本管楽コンクール】入賞者の演奏
大阪国際音楽コンクール
大阪で行われるこのコンクールは、様々な部門があり、民族楽器やチェンバロなど珍しい部門もあります。
予選は音源審査、様々な地区で行われる地区本選、大阪で行われるファイナル、そして第一位受賞者は、グランドファイナル=ガラコンサートへの参加資格がもらえます。
自由曲ですが、ファイナルは暗譜が必要なので、要注意です。
優秀な人には特別賞があり、海外での演奏の機会や講習会への参加資格をもらえるという、素敵な特典もあります。
全日本ジュニアクラシック音楽コンクール
クラリネットは小学生高学年〜大学生まで受けられるコンクールです。
予選、本選、全国大会とあり、予選から全てホールで演奏することができるので、コンクールの独特の雰囲気を感じながら、場馴れをすることができます。
他のコンクールに比べ予選通過率は高めで、比較的挑戦はしやすいコンクールですが、全国大会で賞を取るためには高いレベルが求められます。
入賞者の演奏
日本クラシック音楽コンクール
「クラコン」と呼ばれるこのコンクールは、予選、本選、全国大会があります。
予選は全国様々な会場で受けられるので、地方の方も移動が少なく受けやすいです。
自由曲で受けることができ、演奏時間の規定もなく、さらに予選から全国大会まで全て同じ曲でもOKなので、気軽に受けやすいコンクールとなっています。
入賞者の演奏
まとめ
コンクールを受ければ、何かしら絶対に成長するものがあると思います。
せっかく一生懸命クラリネットを練習しているのなら、一度コンクールを受けてみてはいかがでしょうか?