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シューマンが生まれた街、ドイツのツヴィッカウへ!

ライプツィヒの少し南には、ドイツの音楽家ロベルト・シューマンが生まれた街、ツヴィッカウ(Zwickau)があります。

 

シューマンが生まれた家は、現在「シューマン博物館」となっているのです。

 

 

そんなシューマンの生誕の地に行ってきたので、その様子を書きたい思います!

 
 

目次

電車でライプツィヒからツヴィッカウへ

 
まずは、ライプツィヒから電車に乗りツヴィッカウへ向かいます。
 
 

ライプツィヒからツヴィッカウへの電車は約30分に1本
 

ライプツィヒで一番大きい駅、ライプツィヒ中央駅からS5Xという電車のZwickau(Sachs)Hbf行きに乗ります。

 
 

1時間15分ほどで終点のツヴィッカウ駅に着きます。
21.5ユーロでした。

 
 
 

ツヴィッカウ駅からシューマンハウスへ

 


こちらがツヴィッカウ駅。
 

 

街の中心以外は本当に静かで、わたしが荷物をゴロゴロ引く音さえもうるさく感じるくらいでした笑
 

 


こんな路面電車も走っています。
 

 

シューマンハウスへは、駅から歩いて20分くらい。

 

 

途中で、シューマン通りなんてのも見つけました!
やっぱりこの街では、シューマンを大切にしているのですね。

 
 

 

シューマン博物館に到着!


こちらが現在はシューマン博物館となっている、シューマンが生まれた家!
 

 

シューマンは1810~1828年の間ここに住んでいました。

 

他の街に引っ越した後でも度々ここに帰ってきていたようで、故郷が大好きだったんでしょうね。

 

 

 

中を見学するには、一般8ユーロ、学生3ユーロです。
写真を撮りたい場合は、+3ユーロ払います。
(2019年3月現在)

 

 

博物館の中はシューマンだけでなく、妻のクララに関するものもたくさん展示されていて、世界で一番シューマンとクララの展示品が多いのがここの博物館なんだそうです。
 
 

 

この博物館はこんな風に、1954年の洪水で水に浸かってしまったようですが、建て直して今の状態になりました。

 
 
 

2階に上がると、たくさんのシューマン像がお出迎えしてくれます。

 

 

 

時代ごとに部屋が分けられ、 シューマンの幼少期から亡くなった後のクララの活動まで、細かく知ることができます。
 

 

 

シューマンは5人兄弟の末っ子として生まれました。
 
両親は住み込みの家庭教師を雇い、シューマンは6歳から4年間私立の小学校で学びました。

 


学校のカバンらしきものも置いてありました。
 

 
 

彼はライプツィヒ大学に進学して法律の勉強をしつつも、 フリードリヒ・ヴィークにピアノを習い、ピアニストを目指します。

 

 

しかし、指をもっと動くようにしたくて、機械を使って無理に練習をしたせいで指が動かなくなってしまい、ピアニストの道を諦めてしまいました。

 

 

 

そして、 師匠であるフリードリヒ・ヴィークの娘クララにシューマンがピアノを教えることになり、9歳年下の彼女に次第に惹かれていきます。

 

 

クララはこんなにかわいかったんだから、まあそうなるよなあ。

 

 

しかし、父親は二人の恋に猛反対。
二人を引き離そうとします。

 
 

二人はその反対を押し切って結婚。
 


二人が結婚する前夜にシューマンがクララに贈った歌曲集、『ミルテの花』です。

 
 

そして8人もの子供をつくります。
 

 

子どもたちが遊んだおもちゃも展示されていました。

 

 

クララへの愛により、シューマンはたくさんの素晴らしい曲を生み出します。

 

 
 

 

しかしシューマンは精神障害の症状が出始めると、投身自殺を図り、最期は精神病院で亡くなってしまうのです。

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クララはシューマンが亡くなった後も、コンサートに出演しては夫シューマンの作品を演奏し続け、世に広めていくのでした。

 

そんな彼女の様子も博物館では知ることができます。
 

 

 

博物館の一番奥には、シューマンが生まれた部屋があります。

 

この博物館にはシューマンとクララに間しての展示品が本当にたくさんあって、日記や手紙などはこんなに残ってたら何でもわかっちゃうんじゃない?ってくらいたくさんありました。
 
これもきっと、クララが愛する夫のことをもっとみんなに知ってもらいたいという願いから、たくさんのものを残しておいてくれたんだなと思います。
 

 

この博物館では、英語の説明書きはもありましたが、ドイツ語が主です

もぅちょっと英語書いといてくれてもいいのに、、、なんて思ってしまいます。

 
でも、本当に愛し合っていた二人のことをもっと知ることができて、ここに来て良かったなあと思いました!
 
 

 

ツヴィッカウにある、シューマンゆかりの場所


シューマン博物館から出てすぐのところに大きな教会があるのですが、ここはシューマンが洗礼を受けた教会です。

 

 
そして、近くの広場にはシューマン像が!
 

ツヴィッカウを愛したシューマンは、この街でとっても大事にされています。
 
 
 

ツヴィッカウは電車からの電車は少ないので要注意

ツヴィッカウを見学し終えた後、わたしはニュルンベルクへ向かいました。

 

ツヴィッカウからニュルンベルクへの電車を48.7ユーロで購入。

 

 

ここは田舎なので、基本的に電車の本数が少ない

しかも、時間によって値段が全然違う

 

わたしは今回48.7ユーロで購入しましたが、その次の電車だったらなんと99ユーロ!

倍以上じゃん、、

 

ツヴィッカウに着いた時にまず、帰りの電車も調べておく方が良いですね。

 
 
 

そして、切符を買う時に電車の時間は書いてあったのですが、乗り換えをどこで何時にするのかまではわかりませんでした。

 

 

案内所に聞きに行くと、教えてくれようとしたのですがドイツ語で話されて、さっぱりわからなかったので、ご親切にこんな紙を印刷してくれました。
 
 

15:27 Zwickau(Sachs)Hbf

16:31 Hof Hbf

16:43 Hof Hbf

18:20 nuremberg Hbf

 

というプランで、3時間程で無事にニュルンベルクに到着できました

 
田舎から電車に乗る歳は色々とご注意を、、

 
 
 

まとめ

ツヴィッカウは静かで安全で、とっても素敵な街でした☆
 
シューマンのことをもっと深く知りたいなら、この街に行ってみるべしです(*´∇`*)
 


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この記事を書いた人

マソン優貴葉のアバター マソン優貴葉 クラリネット奏者

名古屋音楽大学を卒業後、フランスのムードン音楽院、ヴェルサイユ音楽院の最高課程を修了。
4年間のフランス留学を終え2019年に帰国し、現在は愛知県名古屋市を中心に演奏活動や、個人レッスン、音楽教室でのレッスンなど幅広く行っている。

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