パリの美しいパッサージュ13箇所をご紹介します!~パート1
パッサージュは、18世紀末以降にパリを中心にしてできたアーケード街です。
まだ歩道の整備が進んでいなかった時代、パッサージュは歩行者にとって快適な場所となり、どんどん建設が進められていったのでした。
当時は100もあったパッサージュも現在ではもう10数ヶ所しか残っていませんが、昔ながらの雰囲気が残っていて、パリの人気観光スポットとなっています。
ということで、今回はパリのパッサージュを13箇所、パート1と2に分けてご紹介したいと思います!
パッサージュ・デュ・グラン・セール(Passage du Grand-Cerf)
パッサージュ・グランセールは、1825年に建てられたパッサージュ。
天井にはカラフルな傘が飾られ、宝石店、家具屋、手芸店などが並んでいます。
眼鏡屋さんにはこんなかわいい看板が!
ランプ屋さんにはたくさんの種類のランプが置いてあって、このレトロな感じがまた良いですよね。
パッサージュ・ヴィヴィエンヌ(Galerie Vivienne)
1823年に建設されたこのギャラリー・ヴィヴィエンヌは、おしゃれな内装で観光客に大人気☆
太陽の光が差し込むガラス屋根と床のモザイク画が上手くマッチして、歩く人をウキウキさせてくれます!
ここはパッサージュの中でも人気が高いと聞いていましたが、実際に行ってみるとやっぱり美しくて、女子が喜びそうな場所でした。
パッサージュ・デ パノラマ(Passage des Panoramas)
パッサージュ・デ パノラマは、1799~1800年にかけてつくられたパッサージュです。
入口にパノラマのような大きな風景画が飾られていたことから、この名前がつけられました。
古い絵はがき、お金、サイン、切手などを売っているお店がたくさん並び、コレクターたちのたまり場となっています。
レストランがいっぱいあったので、ご飯がてら来るのも良さそうですね。
パッサージュ・ジュフロワ(Passage Jouffroy)
1836年に建てられたパッサージュ・ジュフロワは、大通りに面していていつも賑やか!
大通りを挟んだ向こう側には、先程紹介したパッサージュ・パノラマがあります。
パッサージュ内にはホテルがあったり、お土産屋さんがあったりと観光客向けになっている一方で、古いおもちゃや古本なんかのお店もあります。
そして、つきあたりにあるのは、ホテル・ショパン!
パリで活躍した作曲家の名前がつけられたホテルなんて素敵だなあ。
パッサージュ・ヴェルドー(Passage Verdeau)
1847年に建設され、先程のパッサージュ・ジュフロワと続きになっているのがここパッサージュ・ヴェルドーです。
パッサージュ・ジュフロワの賑やかさとは反対に、とても落ち着いた静かな雰囲気でした。
古い絵葉書や本、家具などのアンティーク品や手作りのものなどが置いてあるので、お気に入りの一品が手に入りそうですね♪
パッサージュ・ブラディ(Passage Brady)
ここはパリにあるインド!!
他のパッサージュとは雰囲気が全然違います。
1828年に建てられたパッサージュ・ブラディにはインディアンのお店が集まり、まるでインドにいるような気分にさせてくれます。
パッサージュは2つに分かれていて、独特の香辛料の香りを楽しみながら歩くことができます。
ただ、このあたりを歩いていると色んな人が声をかけてきて、あまり治安は良くない感じがしたので、行く際はご注意を。
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まとめ
まるで違う世界にワープしたかのような気分になれるパッサージュは、歩いているだけでも楽しい♪
雨の日の観光にもぴったりですよね。
今回ご紹介したのは6つのパッサージュでしたが、パリにパッサージュまだまだあります。
パート2は こちらからどうぞ(^^)