初心者がクラリネットを購入するならどの種類がおすすめ?お値段、用途別にご紹介します!
「クラリネットを購入したいけれど、どの種類がいいんだろう?」
そう悩んでしまわれる方もいらっしゃるかと思います。
クラリネットのメーカーはいくつかあり、値段も特性も違う様々なモデルのクラリネットが販売されていて、そこから自分に合った一本を選ばなくてはいけません。
クラリネットを購入したいという方の中でも、
- 安くていいから趣味で始めるために購入したい!
- 部活動で使う、マイ楽器がほしい!
- この先もずっと使えるクラリネットを購入したい!
などなど、その目的や予算は人それぞれだと思います。
クラリネットは安いものではないので、それぞれの特性をよく知って、慎重に購入したいですよね?
ということで今回は、これからクラリネットを購入される初心者の方に、わたしがおススメするクラリネットを、お値段、用途別にご紹介したいと思います!
お金をかけずにクラリネットを吹きたい
「音色や吹き心地にはこだわらないから、とにかく安くクラリネットが欲しい。」
そんな方におススメなのは、樹脂製のクラリネット。
木製ではないので、クラリネットらしい木の温かい音を出すことはできませんが、普通に音は鳴るので、趣味として楽しく吹く分には十分だと思います。
樹脂製クラリネット中でもおススメなのは、YAMAHAのYCL-255というモデル。
ヤマハ YAMAHA Bフラットクラリネット スタンダード YCL-255
YAMAHAのYCL-255は、樹脂製クラリネットの中でも、わりと木製に近い温かい響きのするモデルです。
10万円以内でクラリネットを購入することができ、あまりお金をかけずにクラリネットを吹くことができます。
なるべく安く木製のものがほしい
「安く抑えたい。だけどクラリネットらしい木の温かい音色がほしい!」
そんな方におススメなのは、YAMAHAのYCL-650というモデル。
YAMAHA YCL-650 クラリネット 初心者セット チューナー・お手入れセット付属 ヤマハ
こちらはお値段が25万円ほどで、ある程度しっかり音が鳴ります。
趣味でやりたいという初心者の方におススメのモデルです。
「木製が良いけど、もうちょっとだけ費用を押さえたい。」
という方には、YAMAHAのYCL-450というモデルもあります。
YAMAHA YCL-450 クラリネット 初心者セット チューナー・お手入れセット付属 ヤマハ
お値段は15~20万円ほど。
お値段が安い分、音色や自由度などはYCL-650に劣るので、せっかくYCL-450が買えるのなら、もうちょっとだけ奮発して先程のYCL-650を購入される方をわたしはおススメします!
部活動で使いたい
「学校の部活動でクラリネットをやっていて、自分の楽器が欲しくなったので購入したい!」
という学生さんはとても多いかと思います!
そんな学生さんにわたしが特におススメするのは、ビュッフェ・クランポンのR-13というモデル。価格は55万円ほど。
ビュッフェ・クランポンはクラリネット奏者に特に人気の高いメーカーです。
Buffet Crampon(ビュッフェ・クランポン) B♭クラリネット R-13 横川晴児先生選定品
ちなみに、わたしも中学生で初めて自分の楽器を持った時は、このビュッフェ・クランポンのR-13でした!
なぜこのR-13をおススメするのかというと、初心者の方からプロの方まで幅広い方に愛用されていて、長く使うことができるから!
やっぱりクラリネットというのはある程度までは、できることが値段に比例します。
しかしこのR-13のランク以上になると、どれもしっかり鳴る良い楽器なので、奏者の好みで楽器を選ぶことができます。
その中でもR-13はとても扱いやすく、昔から多くの方に好まれている楽器です。
同じビュッフェ・クランポンのメーカーで、R-13と内径が異なるRCというモデルもあります。
Buffet Crampon(ビュッフェ・クランポン) B♭クラリネット RC
お値段も少ししか変わらないので、R-13と比較しながら吹いてみるのも良いですね。
学校によっては「楽器をYAMAHAでそろえたい」というところもあります。
なぜなら、YAMAHAのクラリネットは音程が合わせやすいからです。
R-13と同じくらいのランクでYAMAHAのものだと、 YAMAHA YCL-SEV Masterというモデルがあります。
ヤマハ YAMAHA クラリネット YCL-SEVMASTER
学生さんにも扱いやすいと人気のモデルです♪
市民楽団などに入ってずっと続けたい
「アマチュアの吹奏楽団や市民オーケストラなどに入って、楽器を続けていきたい!」
という方にも、先程ご紹介したR-13ランク(約55万円)以上のクラリネットをおススメします。
長く使えて、物足りなくなることがないからです!
そしてさらに、もう少し上のランクのクラリネットが欲しいなあという方のために、いくつかモデルをご紹介します。
- ビュッフェ・クランポン→ Festival、Prestige
- ヤマハ→ YCL-SE ArtistModel
- セルマー→ Rcital、Signature
さらに上のランクのクラリネットもありますが、扱いが難しいため初めて購入するのにはあまりおススメしません。
経験者の方が今のに不満があって、もっと上のランクの高級なクラリネットが欲しいという方は、さらに上のランクのクラリネットを試してみるのも良いかと思いますが、このあたりのランクになってくると、値段が高いから良いクラリネットというわけではないので要注意です。
とにかく、楽器屋さんで実際に手に取ってクラリネットを吹いてみて、自分が気に入ってずっと使えるものを選んでみると良いと思います。
できれば選定してもらおう!
クラリネットは1本1本吹き心地や鳴り方が違います。
樹脂製のものはあまり大きな違いはないかと思いますが、木製のものだとどうしても1本1本が違って、中にはあまり質の良くないものもあったりします。
特に初心者の方やまだ初めて間もない方は、せっかく楽器屋さんで試奏したとしても、まだ吹くのに精一杯で、それぞれの楽器の違いに気づくことが難しいかと思います。
なので、もしできるのであれば、クラリネットの先生や奏者の方に選定してもらうのが良いと思います♪
高価なものなので、なんとなく購入してしまって、後で後悔なんてしないようにしたいですよね!
まとめ
クラリネットは種類がたくさんあるので、とても悩んでしまうかと思います。
価格や特性を考えながら、実際に楽器屋さんで色々なものを試奏してみて、自分に合ったクラリネットを見つけ出してください♪