クラリネットのメーカーってどれがいいの??それぞれの種類の違いをご紹介!
クラリネットといっても、様々なメーカーのものがあります。
クラリネットをこれから購入しようと思っている方は特に、どれがいいのかわからなくて悩んでいるという方もいらっしゃると思います。
ということで今回は、わたしがこれまでに吹いたことのある、3つのメジャーなクラリネットのメーカーについて、わたしの経験談も含めながら書いていきたいと思います♪
YAMAHA (ヤマハ)
「楽器と言ったらヤマハ!」というくらい、日本では主要な音楽のメーカーです。
ヤマハのクラリネットは、初心者の方でも手に取りやすいとても安い価格のものから、プロのための高級なものまで、種類がとてもたくさんあります。
なので、初心者の方が最初に気軽に購入するには、ヤマハのクラリネットはとてもおススメ♪
安くても良いものが揃っています。
わたしも、中学生のときにクラリネットを始めたのですが、
そのときに初めて手渡された学校の楽器がヤマハのクラリネットでした!
ヤマハのクラリネットの特徴は、息が入りやすくて簡単に良い音が鳴らしやすく、さらに音程が均一なので他の楽器とも合わせやすいです。
初心者さんだけでなく、例えば「YCL-SEVmaster」なんかは、吹奏楽の強豪校の学生さんも使っていたり、現在ヤマハのクラリネットの中でも最高峰の「YCL-SE ArtistModel」は、キィの数も多く、ピンクゴールドメッキが施されてかっこよくなっており、プロの間でも人気の高いモデルです。
ヤマハ YAMAHA クラリネット YCL-SEVMASTER
Buffet Crampon (ビュッフェ・クランポン)
クランポンのクラリネットは、クラリネット奏者の間でも昔から常に人気の高いフランスのメーカーです。
クランポンのクラリネットは、明るくて豊かな響きがするのが特徴です。
演奏の自由度が高く、表現の幅も広いので、学生さんからプロの奏者まで、世界中の奏者から愛され続けるメーカーとなっています。
吹奏楽の強豪校では、全員クランポンの「R-13」で揃える学校もあったり!
【譜面台サービス 】【Bb ソプラノクラリネット】ビュッフェ・クランポンR-13(inBb)
特に「R-13」以上のランクのクラリネットは、どれも良い楽器で奏者の好み次第で選べるので、プロ奏者の間でも様々な種類が使われています。
Henri SELMER Paris (ヘンリー・セルマー・パリ)
こちらもフランスのメーカーで、昔から人気の歴史のあるメーカーです。
セルマーは、どちらかというと初心者の方よりもプロの方に人気のあるメーカーだと思います。
最近では、プロの間でもセルマー人気が進んでいて、他のメーカーからセルマーのクラリネットに買い替える方も多いんです!
セルマーは、軽く鳴らしやすいヤマハやクランポンとは違い、しっかりと息を吹き込むことで、とても深みのある重厚な響きがします。
車で例えると、小回りの利く軽自動車や普通車とは違い、高速道路をスピードを上げてブイブイ走れるような高級車のような感じでしょうか?
セルマーは大きな特殊管も作っているので、大編成のクラリネットアンサンブルなどをやるときには、ひょっとすると出会うことになるかもしれません。
自分に合うメーカーを見つけよう!
これまで3つのメジャーなクラリネットのメーカーをご紹介しましたが、他にもいろいろあります。
比較的安く良いクラリネットが購入できるフランスのメーカー「ルブラン」や、イタリアのメーカーで茶色いローズウッドで作られた楽器を出している「パトリコラ」、最近どんどん人気が上がっているカナダのメーカー「バックーン」など、クラリネットを作っているメーカーはたくさんあります。
色々種類がありすぎて困ってしまうかもしれませんが、クラリネットを購入するときに一番大切なことは、自分に合っているかどうか!
人それぞれ、骨格や体系、肺活量も違えば、好みや楽器を購入する目的も違います。
今の自分に合った楽器がどれなのかを見極めるために、まずは楽器店で色んな種類のクラリネットを試奏してみることをお勧めします。
できれば、クラリネットのことが良くわかっている講師の方や奏者の方と一緒に選ぶのがベストです!
試奏した上で、吹きやすいか、自分好みの音が出せるかを確認して、気に入った1本を見つけてください♪
クラリネットのコンサートなどを聴いて、自分の好きな奏者がどのメーカーの楽器を使っているのかをチェックして、あらかじめ目星をつけておくのも良いと思います。
良いクラリネットと出会って、気持ちよくクラリネットが吹けるようになると良いですよね☆
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