クラリネットでいざ本番!本番前にはこんなことに気をつけよう☆
コンサートに出演したり、コンクールに出場したりと、クラリネットをやっていると、人前で演奏する機会もあるかと思います。
勉強でもスポーツでも、何でもそうだと思いますが、本番で自分の力が100%出すことはとても難しいことです。
緊張してドキドキしたり、ハプニングが起こることだってあります。
そんな中でも、一発勝負を成功させるために、事前の準備が必要!!
ということで今回は、クラリネットで本番を迎えるときに気をつけたいことを書いてみたいと思います♪
リードは良い状態か
クラリネットにとって命とも言えるくらい大切な「リード」。
リードの調子が良くなかったというだけでも、演奏に大きなダメージを受けてしまいます。
そうならないように、演奏前にはリードの調子をしっかりチェックしましょう!
- 先端が割れていないか
- いつもの位置からズレていないか
- 乾燥していないか
本番前は、リードを舐めてよく湿らせておくと、本番でよく響いてくれると思います。
リードをどこかに当てて割ってしまったり、乾燥してしまわないように、マウスピースキャップをつけておくのも良いです。
トーンホールに水は溜まっていないか
これが意外とよくあるのですが、トーンホールに水が溜まったまま本番を迎えてしまい、大事なところで「プルプルプル」と音が震えてしまったり、穴が水でふさがってしまうので、思わぬところでリードミスになってしまうこともあります。
舞台裏が寒くて、舞台上は暑いなどといった温度の変化にも気をつけながら、スワブをしっかり通して水が溜まらないようにしましょう!
↓↓ トーンホールに水が溜まってしまったときの対処法はこちらに書いてあるので、良かったらご覧ください(^▽^)
関連の記事はこちら

水分補給
緊張して呼吸が浅くなったり、舞台の空調などで空気が乾燥してしまったりして、演奏中に喉が渇いたり、口がカラカラに乾燥してしまうことはよくあります。
口が乾燥してしまうと普段通りに演奏できなかったり、リードも乾燥して響きが変わってしまうことがあります。
そうならないために、本番前はしっかり水分補給をしておきましょう!
特に冬の乾燥する時期や、エアコンがガンガンに入っている部屋で演奏するときは要注意です!
本番で焦ってしまわないように、体の中をしっかり潤してから本番に臨むと良いと思います。
ただ、水の飲みすぎで本番中にトイレに行きたくなってしまってはいけないので、本番前にお手洗いもしっかり済ましておきましょう。
譜面台の高さ、位置
楽譜を見る本番は、譜面台の高さや位置にも気を配りましょう!
譜面台の高さや位置は、もちろん自分が楽譜を見やすいというのも大切ですが、もう一つ大切なことがあります。
それは、
「演奏を聴いてくださるお客様が、あなたの演奏している姿をしっかり見ることができるか」
ということ!
本番の演奏というのは、誰かが聞いてくれることで成り立っています。
なので、聴いてくださるお客様のことも考えなければいけません。
コンクールの場合も、審査員の方に聴いてもらうことを考えます。
譜面台の高さは、少し下げめで、演奏者の顔がなるべく見えるようにします。
譜面台の位置も、譜面台で自分が隠れてしまわないように置くと良いと思います。
楽譜が見にくくなってしまうのは良くないですが、自分だけでなくお客様のことも考えられると、さらに良い本番になるのではないかと思います♪
演奏前に深呼吸
本番前はみんなドキドキするもの!
「上手く演奏できるかなあ」
「失敗したらどうしよう、、」
なんて、色んなことを思って不安になってしまうかと思います。
緊張しすぎて体が震えたり、手汗をかいたり、力んでしまったり、、普段の練習のときとは違って、体に良くない影響を与えてしまうこともあります。
そんな気持ちを少しでも落ち着かせるために、演奏前に深呼吸!!
これをするだけで、体がリラックスしてくれて、心拍数も少し落ち着くので、普段通りの力を発揮しやすくなります。
本番前に焦る気持ちもわかりますが、いったん深呼吸をして気持ちを落ち着かせて、今までやってきたことを思い出して、自信をもって本番に挑みましょう♪
まとめ
本番前にほんのちょっと気をつけることで、さらに良い本番が出来上がると思います♪
今まで一生懸命練習してきたことが本番で発揮できるように、本番前はしっかり準備をして、是非自分の納得のいく良い演奏をしてきてください(#^^#)