クラリネットのコルクグリス、スティックタイプとクリームタイプどう違うの?
クラリネットの組み立てをスムーズにしてくれるのが、コルクグリス!
コルクの部分に塗ることで、滑りが良くなって管同士を繋げやすくなります。
そんなコルクグリスですが、リップクリームのような見た目をした「スティックタイプ」と、指につけて塗る「クリームタイプ」の2種類があります。
もちろんどちらを使っても良いのですが、その両方を使った経験から、今回はその2種類の違いを書いてみたいと思います♪
↓↓コルクグリスの使い方を知りたい方はこちらの記事をご覧ください♪

スティックタイプ
スティックタイプのコルクグリスは、そのままコルクに塗り付けて使えるので、手が汚れない!
組み立てに時間もかけずにささっと塗ることができます。
細くてスリムなので、楽器ケースの隙間にしまいやすいのも魅力的です☆

“リップクリームを塗るときと同じような感じなので、初めての方でも使いやすいです。
注意したいことは、直接コルクに塗りつけるのでグリスの塊がついてしまうことがあり、それが重なると、ジョイント部分に汚れが溜まってしまいます。
そうならないように、グリスをつけ過ぎたら拭き取っておくと良いと思います。
さらに、夏など暑い日にはグリスが溶けてしまって、ベタベタになってしまうこともあるので、なるべく日の当たらない涼しいところで保管することも大切です♪
■手が汚れない
■キャップの開け閉めが楽
■楽器ケースに収納しやすい
デメリット
■溶けると大変
■残りの量がわかりにくい
■出し過ぎると元に戻らなくなることも
↓↓ スティックタイプはこんなかわいいものもあります♪
クリームタイプ
クリームタイプのコルクグリスは、指につけて塗るので指は汚れてしまいますが、その分薄く伸ばしたりして細かいところまで自由に塗ることができます。
塊にならず、元々入っている量も多いので長持ちするのも、クリームタイプの良いところ!

クリームタイプを1個使い切る間に、スティックタイプを使っている人が何本も買い替えているなんていうこともあるくらい長持ちします!
ただ、素早く塗るという点ではスティクタイプの方が優っているので、ふたの開け閉めが面倒だったり、指をきれいにする手間などはあります。
■長持ちする
■グリスの塊を作らずに塗れる
■残りの量を目で確認できる
デメリット
■手が汚れる
■楽器ケースに入れにくい
■蓋の開け閉めが面倒
↓↓ ちなみにわたしはこちらのスライド&コルクグリスをずっと愛用しています!
自分の好きなものを使おう!
スティックタイプもクリームタイプもそれぞれにメリットデメリットがあるので、どちらが良いというのはありません。
つけやすさ、持ち運びのしやすさ、内容量など、色々な面を考えながら選ぶと良いと思います。
楽器を購入するとついてくることも多いですが、まだ持っていない方はまずは1つ購入して、使い心地を感じてみましょう☆
↓↓クラリネットのお手入れセットにもコルクグリスが入っています!