【初心者にオススメ】クラリネットのお手入れ用品の使い方♪
クラリネットのためのお手入れ用品というのが色々と売られていますが、特に初心者さんにとっては
「どれを買えばいいの?」「どうやって使えばいいの?」とわからないこともあるかと思います。
ということで今回は、クラリネットのためのお手入れ用品の使い方と、その必要度を5段階で書いてみたいと思います!
- クラリネットを始めたばかりの方
- どのお手入れ用品を購入すればいいかわからない方
- お手入れ用品の使い方がわからない方
スワブ
必要度 ★★★★★
Buffet Crampon ビュッフェ・クランポン スワブ (Bクラリネット用)
スワブは、クラリネットを吹いた後に必ず使う大切なお手入れ用品です。
スワブを管の中に通すことで、管の中に溜まった水分を拭き取って清潔な状態にしてくれます。
しっかりスワブを通さないと、管の中に水分が溜まってしまって楽器が割れてしまうこともあるので、クラリネットを始めるときは必ず必要なので、あらかじめ準備しておきましょう!
↓↓マウスピースは繊細なので、マウスピース専用の小さなスワブもあります。
クラリネット マウスピース スワブ (お手入れ用) アトリエ トマアズ (ネイビー)
↓↓スワブの使い方は、こちらをご覧ください♪
コルクグリス
必要度 ★★★★★
バンドーレン Vandoren コルクグリス 【CG100】
コルクグリスは、クラリネットの管同士の接合部分にある「コルク」に塗って使います。
コルクを滑りやすくして、楽器を組み立てやすくしてくれるクリームで、こちらもクラリネットをやるなら必ず必要なお手入れ用品です。
毎回でなくても良いのですが、楽器を組み立てるときにこれを使うことで、コルクが削れるのを防いでくれたり、管が固くて抜けなくなってしまったりするのを防ぎます。
↓↓コルクグリスの使い方はこちらをご覧ください
クリーニングペーパー
必要度 ★★★★☆
クリーニングペーパーは、トーンホール(穴)とタンポの間に溜まった水分を吸い取るために使います。
この部分に水分が溜まったままにしてしまうと、タンポがすぐに劣化してしまったり、トーンホールの部分から楽器にヒビが入ったりしてしまいます。
↓↓クリーニングペーパーの使い方は、こちらをご覧ください♪
パウダーペーパー
必要度 ★★☆☆☆
パウダーペーパーは、細かい粉がついている紙で、タンポがベタつくときに使います。
タンポがベタつくときというのは、キィを動かしたときに、タンポが「ペチャペチャ」と音を立てて、上手くキィが動いてくれないときです。
使い方は、ベタつくタンポのところにパウダーペーパーを挟んで、その部分のキィを上から軽く押すだけ!
タンポに粉がつくことで、ベタつきを抑えてくれます。
ただ、注意してほしいことは、パウダーペーパーは使いすぎないこと!
粉をタンポにつけるということは、その部分に汚れが溜まってしまい、タンポを痛めてしまう原因にもなります。
ちなみにわたしは、パウダーペーパーはほとんど使ったことがありません、、
もしタンポやキィの動きなどで気になることがあるときは、楽器屋さんで一度見てもらうのが一番良いです♪
ポリシングクロス
必要度 ★★★★☆
ヤマハ YAMAHA ポリシングクロス M COTTON PCM3
ポリシングクロスは、キィについた指紋や汚れを拭き取るために使う布です。
毎日でなくても良いのですが、時々はこれで楽器を拭いてあげると、ピカピカの楽器を維持することができます♪
拭くときに力を入れすぎると、キィが曲がったりする恐れがあるので、優しくなでるように拭いてあげましょう!
シルバークロス
必要度 ☆☆☆☆☆
ヤマハ YAMAHA シルバークロス M 290-340 SVCM2
シルバークロスは、キィの表面の変色や汚れを取り、ピッカピカにしてくれる布です。
注意してほしいのが、これを使うとキィがものすごくきれいになるのですが、知らず知らずのうちにキィの表面のメッキを削ってしまっているので、使いすぎるとメッキが剥がれて、銀色の部分がなくなってしまいます。
実際わたしも、そのことを知らずに使っていて、楽器がこうなってしまいました、、
シルバークロスは、よっぽどのことがない限り、なるべく使わない方が良いかと思います。
キィオイル
必要度 ★★★☆☆
キィオイルは、キィ同士がつながっている接合部分につけることで、キィの動きを滑らかにしてくれたり、キィがさびてしまうのを防ぎます。
使い方は、キィが動いて擦れ合う部分に少量つけて、その部分のキィを何度か動かしてなじませるだけ!
わたしの場合は数か月に一度、調整に持って行ったときに楽器屋さんがつけてくれるので自分ではつけませんが、キィオイルを使うなら月に1度程度で良いと思います!
トーンホールクリーナー
必要度 ★☆☆☆☆
トーンホールクリーナーは、普通では手の届かない、トーンホールの中やキィの隙間の汚れなどを取るものです。
中に針金が入っているので、モールのようにくねくねと自分の好きなように変形させて、トーンホールの中に入れて汚れを取ったり、キィの隙間の細かい部分に差し込んで、ほこりなどを取ったりして使います。
注意したいのが、先端の部分に少し金具が出ていて、この部分で楽器を傷つけてしまうことがあるので、先端を折り曲げて使うようにしましょう。
わたしの場合は、トーンホールを掃除するときは綿棒を使うので、トーンホールクリーナーを使ったことはないのですが、細くて曲げられる便利なお掃除道具です。
まとめ
クラリネットのお手入れ用品は色々なものがありますが、全てそろえなければいけないわけではないので、まずは絶対に必要なものから購入して、その他は必要になったらでも良いと思います。
楽器屋さんには、他にも色々なクラリネット用品が売られているので、色々見ながら試してみるのも楽しいですよね!