【クラリネットの基礎練習】オススメの練習メニューをご紹介します!
基礎練習は、楽器を始めたばかりの初心者から、中級者、上級者まで、上手く演奏するためには、とても大切なものです。
基礎ができていれば、演奏のレベルも上がること間違いなし!
でも、どんなことをやれば良いのか、わからない方もいらっしゃるかと思います。
ということで今回は、オススメのクラリネットの基礎練習メニューをご紹介します。
基礎練習を大事にしよう!
楽器をやっていると、どうしても楽しく演奏したいので、曲ばかりを練習してしまいがちです。
ですが、少しでも上手くなりたいなら、できるだけ基礎練習をたくさんやるように心がけましょう!
基礎をしっかりと固めておけば、美しい音色が出せたり、難しいパッセージが出てきてもすんなり演奏できたり、豊かな音楽を奏でることができるようになります。
基礎練習は、日々の積み重ねが大切!
地味であまり楽しいものではないですが、基礎練習を地道に続けていくことで、いずれ大きな力になってくれます。
基礎練習はいつ、どのくらいやる?
基礎練習は、楽器を出してすぐ、曲の練習より前にやるのがオススメ!
先に基礎練習をやっておくことで、曲の演奏がスムーズになります。
スポーツでいう、ウォーミングアップのような感じですね♪
基礎練習と曲の割合ですが、私の場合は、最低でも全練習時間の3分の1は基礎練習に当てるようにしています。
練習する曲があまりない時は、ほとんどの時間を基礎練習に当てることもあり、いつもやる基礎練習にプラスして、色んな種類の基礎練習を取り出してきたりもします。
オススメの基礎練習
それでは、クラリネット奏者にオススメの基礎練習をご紹介します!
日々の練習に活かしてみてください♪
1.ロングトーン
ロングトーンは、音を長く伸ばす練習です。
ただただ長く伸ばせばいいわけでなく、色々なことに気をつけながら音を出します。
- 音が揺れずにまっすぐ伸びているか
- 音程は良いか
- 響きのある豊かな音が出ているか
- 出だしや音の処理は上手くできているか
- 体に無駄な力が入っていないか
ロングトーンは、全ての基礎練習の土台になります。
ロングトーンが良い音でできれば、色んなことが上手くいくはずなので、地道にやっていきましょう♪
2.スケール
スケールは、音階練習のことです。
スケールをしっかりやっておけば、調性感覚が身につくし、難しいパッセージが出てきても、難なくこなせるようになります。
スケール練習は、スケール本を使うのがオススメ!
自分のレベルに合ったスケール本に沿って、毎日少しずつ練習していきましょう!
オススメのスケール本はこちらの記事でご紹介しています♪
3.半音階
運指をなかなか覚えられないという初心者さんや、#や♭が出てきたときにつまずきやすい方は、半音階をしっかり練習しておくと良いですね!
半音階は、低い音から自分が出せる高い音まで、全音域を網羅してやると効果が出やすいです。
特に高音は運指が複雑で難しいので、普段から半音階で慣れておくと良いですね♪
最初はゆっくりから、自分のできる限界の速さまで少しずつテンポを上げて練習してみましょう!
4.タンギング
クラリネットのタンギングは、なかなか難しいので、地道に少しずつ練習する必要があります。
特に最初は思い通りに舌が動かなかったり、雑音が入ってしまうこともあるかと思いますが、以下のことに気をつけて少しずつ練習していけば、良いタンギングができるようになるはずです。
- 毎回同じ位置に舌がついているか
- 音を切るときにあごが動いてしまっていないか
- 真っ直ぐ息が流れているか
- タンギングをすることで音程が悪くなっていないか
色んな音域の音でタンギングを練習したり、スケールにタンギングを入れて練習したりなど、色んな場面で使えるように練習しておきましょう!
タンギングの練習方法はこちらの記事に書いています♪
5.跳躍練習
クラリネットは、離れた音をきれいに繋げて演奏するのが、意外と難しい!
なので、跳躍練習を普段からやっておくことで、音のつながりがなめらかになり、美しくメロディーを演奏できるようになります。
跳躍練習をしっかりやることで、柔軟性ができ、音の響きが増すことも多いので、やっておいて損のない練習です。
跳躍練習の詳しいお話はこちらの記事に書きました♪
まとめ
曲を上手く演奏するためには、基礎練習がとっても大切です!
日々の地道な積み重ねで、良い演奏を目指しましょう!